カテゴリー別アーカイブ: 薬疹

免疫再構築症候群(immune reconstiution syndrome:IRS)

IRSは本来HIV感染の患者さんにおいて、HAART(highly active anti-retroviral therapy)などにより抑制されていた免疫機能が回復するとともに、逆に臨床症状が悪化する病態をいいます。いいかえれば、免疫抑制状態では細菌、ウイルスなどが増えていても、それに反応することができないため、臨床的には何の症状も呈しません。しかし、免疫機能の回復とともに増えていた病原体に対する免疫反応が発熱や肝障害などの臨床症状として出現してくるのです。 IRSは、HIV感染以外でも免疫抑制剤を減量、中止したときによくみられるものです。DIHSの際、ステロイド減量時にみられる増悪はまさにIRSそのものといえるでしょう。 (文献:マルホ皮膚科セミナー №198.p24~27)    {Keyword: IRS、HIV、HAART、DIHS}

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DIHSの症例における自己免疫性疾患の発症

一度DIHSの診断を受けた症例の経過を追っていくと、色々な自己抗体の増加とともに自己免疫性疾患の発症や、重症な糖尿病の発症がみられるという。    {Keyword: DIHS、薬剤過敏性症候群、糖尿病、自己免疫性疾患}

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DIHSにおけるCMV(サイトメガロウイルス)の再感染

DIHS(薬剤過敏性症候群)を診断する際、HHV6の再活性化が注意点としてあげられる。それとともにCMV(サイトメガロウイルス)の再活性化が重要な症状、例えば消化管出血や多臓器障害の症状を引き起こすケースがある。 その特徴として #1.wbc、血小板の経過中における減少。 #2.小潰瘍を伴う特異的皮疹の存在。 #3.腰痛や腹痛の出現。 などがあげられ、DIHSのためにステロイド内服中のケースでは、ステロイドのための消化管出血と間違うケースがあり、注意が必要である。    {Keyword: DIHS、薬剤過敏性症候群、HHV6、CMV、サイトメガロウイルス}

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DIHS(薬剤過敏性症候群)に対するステロイド投与量

DIHSを疑う場合、ステロイドのプレドニゾロンで40mg以上の大量投与が望ましく、また3ヶ月程かけてゆっくりと減量することがポイントであるという。ステロイドの投与量が初回少量であったり、症状が改善しないため追加したり、早めにステロイドを減量したケースでは、DIHSでは症状の増悪を引き起こすことがあるという。    {Keyword: DIHS、薬剤過敏性症候群、ステロイド}

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