カテゴリー別アーカイブ: 治療

性器ヘルペスに対する再発抑制療法(suppressdive therapy)のエビデンス

性器ヘルペス(GHと略す)に対する再発抑制療法の効果について検討した結果、患者のQOL改善、episodic therapyに対する優位性、ウイルス排出およびパートナーへの感染防止があり、またHIV陽性のGH患者での抑制療法におけるHIVの産生および排出抑制効果について、高いエビデンスが得られた。 本邦では、抑制療法は1年間の内服後いったん中断し、その後少なくとも2回の再発がみられた場合に、治療継続の必要を検討するという。尚、1年未満の抑制療法では再発頻度が治療前にもどることがある。①一方で、5年間の抑制療法の研究では3分の2の患者で再発頻度の低下をみたという。② また、長期の内服による薬剤耐性のHSVの出現が心配されたが、ACV1日100mgでの再発抑制療法中の患者の再発病変から分離されたHSVは、対照ウイルスと同様ACV感受性をもっていた。③したがって、長期の再発抑制療法でも耐性ウイルス出現はきわめて低く、再発頻度の高いGH患者に対して積極的に再発抑制療法がおこなわれるべきと考える。④ 参考文献:①Sacks SL,Fox R, Levendnsky P et al: Sex Transm Dis 15:58-62,1988 ②Fife KH,Ceumpacker CS,Mertz GJ et al: J Infect Dis 169:1338-1341,1994 ③Honda M, Okubo T, Haegawa T et al: Antivir Chem Chemother 12:233-239,2001 ④渡辺大輔 皮膚アレルギーフロンティア 56-59 Vol17,No1,2009-3 Keyword{性器ヘルペス、GH、再発抑制療法、suppressive Therapy、HIV、ACV、単純性ヘルペス}

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PAD(Periheral Arterial Disease)の治療

The 2nd Foot-and-Leg Conferenceに参加して(平成21年11月21日) ①.下腿潰瘍の原因の中に微小動静瘻によるものがあり、これら下腿潰瘍は微小動静瘻結紮術により上皮化に導いたという。 尚、微小動静瘻の存在は超音波エコーで診断という。 ②.PAD(末梢血管疾患)に対する末梢血単核球細胞移植による治療。 短い部位の狭窄は、ステント治療が一般的であり、長めの狭窄は骨髄細胞の移植が行われている。それに対して、新しい長めの血管狭窄のために行う末梢血を使用した単核球細胞移植は、骨髄穿刺の危険性がなく、末梢血からよりだした単核球細胞が、同様の効果を示し側副枝の再生を促す。 ③.跛行を呈するPADの患者にとって、手術が不可能であった症例でも、運動療法は効果がある。また膝下のPADに人工血管は使えず、自家静脈を使用する必要があるとのこと。 Keyword{PAD、末梢血管疾患、下腿潰瘍、微小動静瘻、単核球細胞移植、運動療法、治療}

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