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今後市場に登場する尋常性乾癬に対する生物製剤

T細胞の関与が、尋常性乾癬の原因として考えられるようになってきている。その中で、乾癬に対する生物製剤(バイオロジックス)が、2003年アメリカでT細胞の活性を促す活性分子を抑制するというコンセプトで薬剤として開発された。 まず最初に、アルファセプトとエファリズマグが臨床試験された。しかしながら、効果が弱いという報告や、効果がみられるも薬剤中止後のリバウンドがひどいなどの欠点が指摘された。ついで、TNF-αを筆頭とするTh1サイトカインをターゲットとする抗TNF-α療法として、エタネルセプト、インフリキシマグ(レミケードR)、アダリムマグ(ヒューミラR)が開発された。 これら生物製剤については、リウマチに対して有効性が認められ、次いで尋常性乾癬にもそれなりの効果は期待されており、現在大学病院等にて治験中である。しかしながら、治療コストが高価であること、抗TNF-α療法の副作用として結核など感染症の再発、悪化および悪性腫瘍の発生の危険性があげられ、現時点では大学病院等で効果および副作用を十分に調べてから、症例を選別して治療する方向にある。 2009.4.1  {Keyword: 尋常性乾癬、生物製剤、T細胞、バイオロジックス、アルファセプト、エファリズマグ、TNF-α療法、エタネリセプト、インフリキシマグ、レミケード、アダリムマグ、ヒューミラ、結核、悪性腫瘍}

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